火星シリーズ
第ニ話

あらすじ

10年の空白の後、永遠の恋人デジャー・ソリスを求めて再度、

火星に飛来したカーターの倒着地点は、古来、火星人のあこが

れのまとである地上の楽園、イス河の秘境であった。しかし、

この楽園はじつは恐るべき地獄であった。吸血口のついた手を

伸ばして襲いかかる植物人間と獰猛な大白猿、彼らをあやつる

白色人と謎のブラック・パイレーツ。生と死をつかさどる火星

の女神イサスに敢然として挑戦するジョン・カーターと豪勇無

双の僚友緑色人皇帝タルス・タルカスの運命は?

 

ちょこっと雑学

バローズは最初ノーマン・ビーンというペン・ネームを用いた

(本人はノーマル・ビーンのつもりだったが、誤植でそうなっ

た)。ちなみにノーマル・ビーンとはふつうのソラ豆という意

味と、正気の男という二つの意味がある。こんな小説を書いた

作者は、少々気がふれているのではないか。という非難を揶揄

するつもりだったのといわれている。

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