風  鈴

作詩・曲・唄 中村 渉

演奏 ミックス・バンド


  “暑いね”汗をふきふき 君のひと言

  もうしばらくは 続きそうだね

  髪の毛短く切ってしまって 

  似合わないのは自分で わかってるくせに

君の名を呼ぶ時の風は 時に優しく 僕に微笑み

僕の名を呼ぶ時の風は 時に涼しく 君をなぜてゆく

   そして少ない言葉を 埋めるように

      風鈴を 叩く  

  “風鈴もうひとつ 買ってこようか”

  君はやさしく うなずいた

  夏の日にぎやかな 街の通り

  君とふたりで出るなんて 久しぶりだね

浴衣ひとつも君に 買ってやれない 僕だから

いつしか僕の手の中から 君が離れて 行きそうで

  そんなふたりの間を 埋めるように

     風鈴は 響く

 

ちょこっとエピソード

   この曲もアルバム用に書いた曲で、中央通りのはずれで昔、夜店というのをやっていて

   いくつかの店が風鈴屋さんで、無数の風鈴が夜風に響いていたのが強く心に残っていま

   した。夏祭り、風鈴屋さんはいまでもいるのかなぁ〜。

 

 

20代後半、店の二階で演奏、一階で

ボーカルの一発録音であります。

Drums    恒川 清和

Flute    池内 順一

E.Guiter   安田 伸

Bass      松井 保

E.Guiter  鹿島 ヒロタカ

Vocal    中村 渉  

   Mix Band