ひと切れのパン

作詩・作曲 中村 渉

編曲 ミックス・バンド


もっともっといい暮らしがしたい 

それが僕のくちぐせだった

丘の上の大きな屋敷 いつも見ながら 

ため息ついた

     僕は売れないギター弾き 

     夜の街は冷たいよ 

     何もない部屋にポツンと 

     僕の帰りを待つように

   ひと切れのパンが ころがっていた

 

もっともっといい暮らしがしたい それが僕のくちぐせだった

だけど君を見てると何だか それだちっぽけな 夢だと思った

    僕は売れないギター弾き こんな僕のために

    黙ってつくしてくれる君 もうぜいたくは言わないよ

  ひと切れのパンと 君がいれば

  ひと切れのパンと 君がいれば

ちょこっとエピソード

いわゆる四畳半ソング的な歌が当時流行っていて、その流れでつくってみました。

アルバムのために書いた曲で、ドラムの恒川くんがジャズ出身なのでそれっぽく

仕上がりました。いつか当時のメンバーとやってみたい曲です。

 

 


今のままでは君とは暮らせない 

それが僕のくちぐせだった

それでもいいと黙って君は 

僕の後から ついて来た

     僕は売れないギター弾き 

     ふたりの暮らしは苦しいよ

     何もない部屋の片すみに 

     僕らが生きてる証しのような

   一輪の花が 咲いていた