去年、富山高校放送部のみなさんに高校文化祭にエントリーしてもらいました‘唄うおでん屋さん’の C D を
頂きましたので公開します。残念ながら入賞は出来なかったそうですが、いろいろと取材なりライブを録音したり
している姿にありがたさを感じました。おやじバンドが高校生のみなさんにリンクするなんて思いもよらなかった
ので、余計にそう思うのかも知れません。途中、富山市生まれとありますが、長野の大町市生まれであります
(おおまちがい・・・おやじです!)。とにかく5分でまとめるというのは大変な作業だったと思います。
いろいろ素材となる人物はいたと思いますが、とにかく感謝しております。それでは、作品をどうぞ!
ふと感じたのは、僕が高校を卒業した時に作った‘富山じゃだめかい’という曲でした。僕は富山に残り
同級生たちは進学や就職で東京や大阪など、いわゆる都会に向かった訳です。そんな思いを詩や曲にして
よく唄っていたのですが、グローバルな意味から言うと狭い了見だったのかも知れません。でも、あの時
浮んだ思いは間違いでは無かったと感じます。今でも最初の‘僕をよく知っている人は僕でなければだめ
だと言うし、僕をあまり知らない人は僕では頼りないなんて言う’というところが気に入っております。
人というのはその人の中に入らないとわからないという事です。今回、高校生のみなさんは一生懸命僕を
知ろうとしてくれました。ただ5分の中に入れようとした時に無理があったのかも知れません。コンテスト
という世界は深いのかも知れませんが、人が選ぶものなのです。いい勉強になったと思います。みなさん
進学されると思いますが、いい自分の世界を持っていい友を作ってくれたらと、おやじ心に感じます。
去年は店にとっても大きな1年でありました。
そして、みなさんに出会えた事も大きな思い出です、感謝を込めて・・。
よかったら聴いて下さい 富山じゃだめかい