ひと切れのパン (デュエット編)
(女)もっともっといい暮らしがしたい それがあなたのくちぐせだった
丘の上の大きな屋敷 いつも見ながら ため息ついてた
(男)僕は売れないアコーディオン弾き 夜の街は冷たいよ
何もない部屋にポツンと 僕の帰りを待つように
ひと切れのパンが ころがっていた
(男)今のままでは君とは暮らせない それが僕のくちぐせだった
それでもいいと黙って君は 僕の後から ついて来た
(女)あなたは売れないアコーディオン弾き 今の暮らしは苦しいね
何もない部屋の片すみに ふたりが生きてる証しのような
一輪の花が 咲いていた
(女)もっともっといい暮らしがしたい それがあなたのくちぐせだった
だけど君を見てると何だか それだちっぽけな 夢だと言った
(男)僕は売れないアコーディオン弾き こんな僕のために
黙って尽くしてくれる君 もうぜいたくは言わないよ
(男女)ひと切れのパンと 愛があれば
ひと切れのパンと 愛があれば
制作話し
ソロでも録りますが、デュエットもしたくてこんな形になりました。