おもかげの母

   おかあさん おかあさん おかあさん 

     おかあさん・・・

 

   何処へ行ったの 一人きりで 

   わたしの前からいつの間にか

   いつも側にいて 見ていてくれた 

   あなたは遠い 所へ行った

    わがままばかり 言ってたけれど 

    大きな空のように 包んでくれた

   その空に願う 大きな声で 

  「帰ってきて」と 

 

  作詩  杉林 克巳

 補作詩・曲 中村 渉 

   

            (デモバージョン)

 


   ひとりきりに なって初めて 

   かけがえのないものを知った 

   いつも側にいて 話してくれた

   あなたは何処か 知らない場所へ

    好きな事ばかり していたけれど  

    夜空の星のように 見ていてくれた 

   その星に向かい 小さくつぶやく

   「戻ってきて」と

 

  夢の中のあなたは いつもやさしく微笑む

    わがままばかり 言ってたけれど 

    大きな空のように 包んでくれた

  その空に願う 大きな声で 

  「帰ってきて」と 「帰ってきて」と

 

    おかあさん おかあさん おかあさん

      おかあさん・・・

 


  あの時は・・

 前年、2000年に母が亡くなり、与えられたような詩に運命的な感がありましたが、いい作品に

 なったと思います。ライブの音源が見つからないので事務局に渡したデモバージョンでお聴きくだ

 さいませ。長野の親戚にお祝い事があって夜中にひとりで車で行ったのですが、夜道不安の中で、

 この曲を何度も聴きながら行ったのを思い出します。ライブではメインのボーカルとキーボードを

 二人の高校生の女の子に参加してもらい演奏しました。

 

 

つくしのコンサート2001