傘

母が僕に 面会に来て 傘を忘れていった

バスの時間を 気にして

    傘は僕の所にあるけれど

    なんの役にも たたない

    雨の日には この傘を持って

 ※  仕事に行く母

    僕はいつも やっかいなことばかり

    言っている

    いつか 知らないうちに

    僕は傘に‘ありがとう’って

    言ってた

      ( ※ くり返し )


思いで深き第5回(1983年)の

作品です。曲は詩を見たとたん浮かび

ました。そして唄えば唄うほど僕が思

いもつかぬ詩のフレーズに感動したも

のです。つくしのコンサートに本格的

に取り組むきっかけになりました。

この時の僕らの担当実行委員が高校生

のまゆみ嬢で、のちに一緒にバンドを

やるとは思いもよりませんでした。

 

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作詞 草島 昇

作曲 中村 渉