1978年(昭和53年)
安田 伸(E.Guiter)岩城よしお(Bass)鹿島ヒロタカ(E.Guiter)
恒川清和(Drums) 中村 渉(A.Guiter,Vocal) 当時のメンバーです。
恒川君はダンスホールのドラマー、鹿島君はジャズギタリスト、岩城君は
ポプコンの地方大会のバックでベースを弾いていたし、安田君は、そんな
連中をまとめていくリーダー、素人はボーカルだけというバンドでした。
この年の7月に今まで僕が作ってきた曲を L P にしようということになり
製作開始となりました。当時は、スタジオなど無く店の1階に機材を置き
2階でバンド演奏をして録音していました。いわゆる1発録音というやつで
す。それだとボーカルがうまく録音されず、まずバンドだけ録ることにしま
したが、この夏は特に暑くてみんな上半身裸になり汗だくで演奏していまし
た。(2階にはクーラーが有りませんでした)何でこの時期にしたのか覚え
ていませんが、たぶん盛り上がったのが吉日というやつで、ノリで始めたの
でしょう。4日間で10曲製作して(準備期間を除いて)ミキサーの山本
健司君にお願いしてマスターテープを東京のマイナーレコード会社へ持って
行ってもらい、 L P 100枚製作しました。出来上がりはあまり良くなかっ
たのですが、無理矢理お客さんに買ってもらいました。(あの時よく使った
言葉が‘フリスビーにでもしてください’でした)とにかく勢いで作っただ
けの L P でしたので、いろいろ反省する点が多かったものです。それを思い
知らされることが2年後に来ました。それはまた・・改めて。