潜水艦潜航せず

第二次大戦中下のイタリア潜水艦アルナルド・

カペリーニ号の航海日誌に基づく映画化。19

54年ベルリン映画祭グランプリを受賞し日本

では「大いなる希望」の邦題として昭和55年

に公開されました。ベルギー艦を沈没させた後

生存者24名が残り、潜水艦には収容する余地

はなく艦長は艦の上に収容する事になり700

マイル離れたアゾレス諸島まで運ぶ事になる。

途中敵の駆逐艦を発見、潜航すれば甲板上の収

容者の死を意味するもので艦長の決断が迫られ

その苦悩がクライマックスでした。敵艦が針路

を変え収容者を無事島に送る事が出来、敵味方

を離れた人間愛が描かれている。


スクリーンミュージック

イタリアの誇る作曲家、ニーノ・ロータが美しい旋律を流して映画を盛り上げ

ております。彼はゴッド・ファザーのテーマなど傑作を残しております。

 

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1954(昭和29)年