時は無声からトーキーに変わる時代、銀幕のスター、ドン(ジーン・ケリー)が
踊り子、キャシー(デビー・レイノルズ)と恋に落ち、彼女のアパートまで送り
帰り際の会話。
キャシー:今日はいつもより雨が激しいわ。
のどに気をつけて、歌う大スターさん。
ド ン :そうかな
僕の周りは陽が照ってるよ。
この後、あの雨の中の SINGIN’IN THE RAIN の歌と踊りが始まるので
あります。実りつつある恋の喜びを、雨の中で濡れながら現わしている
シーンはあまりにも有名です。僕はジーン・ケリーとフレッド・アステアが
20世紀最高の男性ダンサーと思っています。
ちなみにヒロインのデビー・レイノルズはスター・ウォーズのレイア姫役、
キャリー・フイッシャーのお母さんです。
1952(昭和27)年のアカデミー賞(一部)
作 品 賞 地上最大のショウ
主演男優賞 ゲイリー・クーパー(真昼の決闘)
主演女優賞 シャーリー・ブース(愛しのシバよ帰れ)