竜巻きに巻き込まれたドロシー(ジュデー・ガーランド)が、オズの国へ迷い込み
オズの魔法使いに会いにいくまでの道のりでかかし(レイ・ボルジャー)に出会い
道を尋ねるが、かかしは右、左と方向が定まらない。
ドロシー:どっちかに決めてよ。
かかし :決められないんだ、脳味噌がないから。
ドロシー:でも、おしゃべりしてるじゃない。
かかし :・・・脳味噌のない奴ほど、おしゃべりなんだ。
この後、ブリキ男とライオンが加わりオズの魔法使いに会いに行くのであります。
この作品はもっと小さい娘がドロシーを演じる予定でありましたが(ジュディー・
ガーランドが大きくて)監督がどうしても使いたくて、かかしたちの配役を大男
で選んだというエピソードがあります。犬のトトが隠れた名優でありました。
キャバレーで知られるライザ・ミネリはジュディー・ガーランドの娘です。
1939(昭和14)年のアカデミー賞(一部)
作 品 賞 風と共に去りぬ
主演男優賞 ロバート・ドーナット(チップス先生さようなら)
主演女優賞 ヴィヴィアン・リー(風と共に去りぬ)